僕はテレビをよく見ます。
テレビは非常に面白いのです。
『ガイアの夜明け』は毎回楽しみにしているテレビ番組のひとつです。
今夜は“激動流通サバイバル”の二回目。一回目はデパートでした。伊勢丹と三越の合併がこのところの大きなニュースでありますが、各社危機感を抱いているようであります。紹介されたアイデアは「こんな簡単なことで!」ということでありながら、『効率化』という僕の大好きな言葉を実現しているのです。
やはり、発想の転換っていうのはとっても大事なんですね。
さて、今回はスーパーマーケットについてです。
ついつい催告書の裏側にメモをとりながらみてしまうのですが、甲府市にあるオギノというスーパーには「はっ!」とさせられるものがありました。それは、『併売分析』です。「トンカツ」+「キャベツの千切り」が一緒に買われるというのをデータとして出すわけなのです。こんなのはデータで見なくても分かるよ、と、思うけれども、一見脈略のないつながりだってあるはずなのです。オギノでは分析した結果をレシートにクーポンとして提示している。自分の欲しいもののクーポンがつくわけなのでこれはうれしい。
昨日の『カンブリア宮殿』を見ていた人は、ローソン社長新浪剛史が、全国一律じゃダメなんだ、東京で売れているものが地方で売れるわけでは決してない、というように言っていた。このコンビニの地域密着路線の先にこのオギノはあるように思う。オギノは顧客密着路線なわけだから。
さてさて、僕も日々働きながら「どうしたらいいのかなあ」とか思っちゃってるわけだけど、この顧客密着路線を本屋でやったらどうなるかと考えてみるととても楽しい。書店用の併売分析のシステムを作るのがちょーめんどい感じだけどー。もっともっと権力が欲しいわ。
と言う感じで、僕はテレビが好きなのです。
なので、たまにテレビについて書く。