先週の木曜日、いつものように渋谷のブックファーストを巡回したときに気になった本です。一階の入ってすぐのところにワゴンがあり、『今日の早川さん』が置いてあったのです。
おや、思い切ったことをしているじゃないの、と思いましたが買いませんで、後日某書店で購入いたしました。
この本は四コママンガであります。ブログの書籍化という、最近流行の形なのです。普段そう言う本に対して色眼鏡を持っている私ではありますが、この『今日の早川さん』はついつい買ってしまいました。
だって、早川書房が発行しているんだよ!!!!
さて、この四コママンガ、本マニアの生態について色々書いております。主に早川さん中心で書かれているため、ほぼ理解不能でございます。だいたい、SFはあまり読まないのです。というか、私は本とかあまり読まないのです。
でも、はじめて会う人に「本好きなんだー、面白い本とか紹介してよ!」とか言われたりすると困ってしまうわけです。玉川信明を紹介して危ない人と思われたら嫌だし、裏社会系を紹介して危ない人と思われるのも嫌だし、黒田三郎の詩集とか言っちゃってポエマーとか、間違った英語使われたらむかつくし(そもそもハルキ事務所のやつ以外品切れ・絶版だし)とか思って結局「夏目漱石の『こころ』とか良いよ!」とかって無難に近代日本文学に逃げてしまったときの悲しさ。そういう悲しさがこの本には詰まっているんです!!
立ち読みして8ページの経験がある人は買って読もう!!
8ページに何があるかって……そりゃあ、あなたの涙に決まっています。
http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/
PR
術って…なんだろ
September / 24 Mon
13:53
術って…なんだろう…?
TRACKBACK URL :