[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
先週の木曜日、いつものように渋谷のブックファーストを巡回したときに気になった本です。一階の入ってすぐのところにワゴンがあり、『今日の早川さん』が置いてあったのです。
おや、思い切ったことをしているじゃないの、と思いましたが買いませんで、後日某書店で購入いたしました。
この本は四コママンガであります。ブログの書籍化という、最近流行の形なのです。普段そう言う本に対して色眼鏡を持っている私ではありますが、この『今日の早川さん』はついつい買ってしまいました。
だって、早川書房が発行しているんだよ!!!!
さて、この四コママンガ、本マニアの生態について色々書いております。主に早川さん中心で書かれているため、ほぼ理解不能でございます。だいたい、SFはあまり読まないのです。というか、私は本とかあまり読まないのです。
でも、はじめて会う人に「本好きなんだー、面白い本とか紹介してよ!」とか言われたりすると困ってしまうわけです。玉川信明を紹介して危ない人と思われたら嫌だし、裏社会系を紹介して危ない人と思われるのも嫌だし、黒田三郎の詩集とか言っちゃってポエマーとか、間違った英語使われたらむかつくし(そもそもハルキ事務所のやつ以外品切れ・絶版だし)とか思って結局「夏目漱石の『こころ』とか良いよ!」とかって無難に近代日本文学に逃げてしまったときの悲しさ。そういう悲しさがこの本には詰まっているんです!!
立ち読みして8ページの経験がある人は買って読もう!!
8ページに何があるかって……そりゃあ、あなたの涙に決まっています。
http://horror.g.hatena.ne.jp/COCO/
こんばんは。今日は誕生日なのでブログをはじめてみたよ。
『音速平和』という詩集を買ってきたのです。
水無田気流という名前、なんて読むのか分からなかったのだけれども後ろの方に書いてあった。
「みなしたきりう」って読むらしい。生まれた年をみると私よりもちょっと少し年上だよ。
名前って面白いね。
そうそう、そういえばこの詩集の真ん中のあたりに「名前」っていう詩があったのです。
駅に名前が落ちているっていう面白い詩だったんだけど、二回目に読むとアレッて思ってきた。もう一度読むとアレッアレッ!!
だって、色々なものがひっくり返っていっちゃうんだから!
この詩集の中には読んでいてクスッと笑ってしまいそうな詩がいっぱい入っていました。
表紙には青空、そして速そうな飛行機がびゅーんっとしている。
表紙がびゅーんなのに詩を読んでいくと青空のしたではなんともやりにくようなのです。
ムムムムム。
本を裏返すとほとんど白い。バーコードが無くて、ONを○が囲んでる。
オン!! 裏表紙の方がオンなのね。
なーるほど。
よく分かってないけど納得。
そんなわけで、久しぶりに詩集という形で詩を読んだのです。
読んでいましたら、額の前のあたりにイメージが浮かんできたのです。
ぽわぽわと、何でしょうか、金魚とかがですね、泳ぐわけです。
ぽわぽわと。
“都会で飛ばざるを得なかった音速ヒコーキ”とかって言ってまとめちゃおうと思うんだけどいいかな。
中原中也賞もとっているらしいです。凄い!